狭小住宅のプランを考える
- 狭小住宅を建てるのに、プランや資料も考えなければいけない
- 狭小住宅のプランと資料の見方
- 狭小住宅のプランが子供が出来たときに対応できるか
- 狭小住宅のプラン広告・パンフ・カタログ等のチェック
狭小住宅のプランチェック
狭小住宅のプランは万全ですか?
狭小住宅のプランを建てる際には、不動産広告のルールがあることを知っておこう。
あの手この手で魅力を訴えるカラフルなチラシには色々なプランが出ています。
狭小住宅の資料やプランに文字と数字で綴られた囲み広告まで、体裁も情報量も異なる不動産広告の数々に
だまされないようにしよう。その狭小住宅のプランはあなたの条件に合うのか、セールスポイント の陰に落し穴は隠されて
いないか、そもそもその狭小住宅の広告は信頼がおけるのか。それらを探り出すヒ ントは、広告の中にある。
不動産の広告には一定のルールがあり、ルールを知ら ずに、広告を読みこなスコとは難しい。
まずは、その基本の確認です。
狭小住宅を建てようとするプランと広告には法規制と業界独自のルールがあります。
ルールのひとつは法律による規制です。
宅地建物取引業法、俗に言う宅建法と不当景品類及び不当表示防止法がそれに当たります。
これらの法律は、広告するものの条件や代金などが事実と違ってい たり、
実際のものや競争会社のものよりもずっと優れているかのような誤解を招く表示を禁じて います。
もうひとつは、不動産の表示に関する公正競争規約。
狭小住宅を売る側すなわち、不動産業界が作ったもので、広告の出し方や表現方法について細かく定めています。
狭小住宅を建てようとするプランと広告のポイントを見ていきましょう。
狭小住宅を建てようとするプランと広告を出してよい時期。
青田売り」と呼ばれる未完成のマンションや狭小住宅を含む建売住宅などの販売広告は、
建築確認や開発許可を受けるまでは広告としてはいけないことになっています。
広告には建築確認番号、工事の概要、工事完了予定年月などが表示されています。
建築確認番号が書かれていないのに、狭小住宅の間取り図や土地と建物の合計価格が表示されているような広告は
違反広告であり認められていません。実際は狭小住宅の土地だけの取引なのに、仲介業者が利益を得るために、
建物の建築契約も結ぼうとしているケースもあり訳です。
これらの場合、広告どおりの内容や価格で土地・建物が購入できる保証はありません。
違反広告を出すような業者を信用すべ きではない。
一方で、広告開始時期の条件をクリアしていれば、価格などが確定していなくとも広告できる規定もあります。
この場合は、広告に「予告広告」と表示することが義務ずけられている。
狭小住宅の販売予定時期 と狭小住宅の予定最多価格帯、住戸タイプ、面積などが書かれ、
「販売開始までは契約や予約申込みには一 切応じない」となっていなければなりません。
こうした予告広告は、価格決定後に同じ雑誌や新聞などに本広告を出す義務があります。
さらに公正競争規約では、狭小住宅を含む住宅を選ぶために必要な情報として広告に記載しなければならない項目、
またその内容の基準を定めています。
たとえば狭小住宅の面積や交通の所要時間の算出方法などは、狭小住宅を比較検討するための重要な資料になります。
狭小住宅のプランと広告の正しい見方
狭小住宅のプランとチラシ広告は小さい文字から読む。
狭小住宅プラン広告を見る際、当然のことながら、広告上の見出しには、いいことしか書いてありません。
狭小住宅プラン広告を見ると、最近の住宅なら当然と言える設備やプランを、
オリジナルな特長であるかのように表現しているものもあります。狭小住宅を購入する上での比較検討の材料としては
あまり役に立他ないことを覚えておこう。狭小住宅プラン広告情報は、あくまでも参考程度と思っておいたほうがいい。
公正競争規約では、完全・絶対・最高・最上級・業界 一・当社だけ・厳選・特選・格安・掘り出しなどの表現を禁じている。
これに類する表 現はあとを絶ちません。根拠のない安易な甘い言葉に惑わされないことが重要です。
「公正競争規約」の取決めによる「必要な情報」は、「物件概要」として広告の末尾などに小さな文字でまとめられている。
その内容こそが狭小住宅プラン広告の比較すべきポイントになるわけです。
[狭小住宅の取引態様]広告主が売り主なのか、代理や媒介なのかを確認しましょう。
代理・媒介の場合は、物件概要 欄に売り主の商号と免許証番号が記載されています。
媒介ならば、契約を結ぶ相手は広告主とは 別の売り主で、媒介業者に対しては手数料を支払うことになる。
[狭小住宅の交通]最寄り駅などからの徒歩時間は、道路距離80mを1分とし、1分未満は切り上げて表示 。
団地の場合は販売する部分のもっとも近いところが起点です。また、電車やバスの所 要時間は運行ダイヤによるもので、
通常は待ち時間や乗り換え時間は含まれません。
[狭小住宅の面積]土地の場合は、凹凸や傾斜地が含まれていても、
「その土地が平らであるとみなして測っ た面積(水平投影面積)」で表示されています。
建物の場合は、壁などの区画の中心線で囲まれた面積。実際に使える「内法」の面積よりやや 広くなっています。
狭小住宅を含む一戸建ての場合は、各所の面積を合計した「延べ床面積」。
マンションは専 有部分の面積で、バルコニーなどは含まれない。
[狭小住宅の価格]マンション、一戸建てともに、敷地の価格を合んだ総額表示です。
別途に水道・ガスの施設 費用が必要な場合はその金額も明記されています。
建築条件付き土地の場合は土地 のみの金額で、価格の表記では「5000万円の物件を4500万円に!」や
「500万円の 値引き」などの表現は原則禁止されています。
売れ残りの狭小住宅を値下げする場合などは条件付きで認められるケースもありますが、
土地や中古住宅ではありえないはずです。
狭小住宅のプランのカタログ・パンフのきれいな写真に要注意してください
狭小住宅のプランのカタログ・広告のきれいな写真に要注意
実際に販売するもの以外の狭小住宅写真は掲載してはならないのが不動産の広告のルー ルです。
それなのに、まだ完成していないマンションや狭小住宅のチラシに、きれいな写真がたくさん載っている事があります。
例外として室内についてはモデルルームなどの写真であれば、
その旨を明記すればイメージやイラストとして使用していいということになっているからです。
外観は「完成予想図」などとしてイラストで示されます。どちらにせよ、「実物をありのまま」表現しているとは言いえません。
そこには実際の狭小住宅よりもよく見せるトリックが隠されているのです。
装飾過剰の狭小住宅の室内写真に気をつけるようにしてください。
狭小住宅の室内写真は、部屋を見せるというより、家具のコーディネートを見せていると思われるようなものがほとんど。
はたしてそこから、実際の狭小住宅がイメージできるか疑問ですね。
モデルルームには通常の販売価格に含まれない、特別仕様の内装材や設備機器が使われてい ることが多い。
しゃれた家具調度類をとっぱらって見てみたとしても、やっぱりそれは、 広告の価格で買える部屋とは別モノです。
狭小住宅のプランの広告物件のモデルルームの写真であればまだしも、
その物件とはまったく関係のない写真を使っている広告もよく見かけます。
イメージフォト・当社施工例写真などというたぐいがそれにあたります。
狭小住宅のプランの広告をよくよく見ると、小さな字で室内写真はイメージフォトで実物とは異なります。
などと いう「言い訳」が書いてあったりするので、くれぐれも購買欲をくすぐられないようにしてください。
また、写真の代わりにイラストパースが添えられていることもありますが、これは参考になりません。
壁紙や床柱がどんなものかもわかりませんし、手前にある壁などは省かれてし まいますから、
かなり誇張された表現だと踏んだほうがいいでしょう。
狭小住宅のプランのマイナス要因を省いた完全予想図のカタログ・資料にだまされない
マイナス要因を省いた狭小住宅プラン完全予想図にだまされないようにする。
外観のイラストには、必ずといっていいほど、「図面をもとに描いたもので実際とは異なります」というような
但し書きが付いています。これを見て、狭小住宅の周りの青々とした木々とか、
狭小住宅の窓から咲きこぼれる花などありえないぐらいに解釈しておきましょう。
広告の中で、いちばんの「だまし」は建物のイメージではなく、その周囲だということを覚えて置いてください。
完成予想図には、建物本体だけを描 けばよいことになっていますから、実際には隣の建物の陰になってしまう窓を、
青空に向かって晴れ晴れと聞かれているかのように見せかけてもよいのです。
狭小住宅の正面に張り巡らされて いる電線など、もちろん書き込まれることはありません。
極端な場合、狭小住宅の前にありも しない公園が描かれていることさえあります。
広告やパンフレットのきれいな写真は、眺めているぶんには楽しいけれど、
狭小住宅選びの資料に なるとは考えないほうがいいでしょう 。